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セピア色の化石ともなれ

うさぎ

Categoryベル二次創作短編 1/2

  • 今日私は素敵な男性とベルサイユで会った。黒い髪黒い瞳で背が高くて優しい面立ちで一目見て素敵だと思ってしまった。出会いは偶然だけど、その後ベルサイユ見学を一緒にと、そして食事にも彼から誘われた。初めて会う人なのに、何故か一緒にいて心地よさを感じる彼に、私はつい誘いを受けてしまった。しかも、彼は私と同じ何かが起こる予感に誘われてパリに来た、という。彼は私とめぐり合ったことが予感だったのかも、と言った。...

  • オスカルは冷静を装って聞いてみた。「その予感は的中した?」アンドレは、う~んと少し考えてから答えた「今のところ、君と出会ったことかな?」「私と?」「だって今日パリについてベルサイユに来たとたんに君と出会ってこうして一緒に過ごしている、これは偶然とは思えないんだが」オスカルは同意していいものか考え込んでしまった。だってまだ知り合って間もない彼に対してそんなに心を許していいものかどうかわかりかねたのだ...

  • ここはベルサイユ宮殿のバラの花が咲く庭園そこに一人たたずむ女性がいた。彼女の名前はオスカル・フランソワ、今人気急上昇のモデルだ。彼女はモデルとしてデビューしてから5年ほど立つが、その人気は衰えたことが無いそれは彼女の神秘的なその美貌のせいでもあるが、美貌に加えて中性的にも見える面立ちが誰も持っていない魅力でもあるからだ。だからデビューしてから仕事が殺到してしまい、ある程度長い期間の休みを取ったこと...

  • フランシスが女の子と知り、俺は後見人になるのをその後も悩んだが、マクシミリアンの助言どおりためしに屋敷で数日暮らしてみて、ここがいかに快適かを知った。朝起きると、小鳥の声がして木々の風の音、日差しがまぶしい、俺にあてがわれた部屋は驚くほど広いしベッドなどアパルトマンの二倍もある。シャワーとトイレもついた部屋で、ここで一日缶詰しても大丈夫だ。朝食はマロンさんの手作りではじまるが、コーヒーと焼きたての...

  • 2016年04月02日 3

    森の中にあるこの屋敷に訪れたのは、この屋敷の主人であるアルフォンス・ジュベルがもう当に亡くなった後だった。ジュベル氏は本来パリでも屈指の資産家で、このような寂しい場所で住むような人ではなかった。血気盛んなときは、パリ社交界でその名前を聞かない日は無いほどの有名人であった。その彼が何故こんな田舎町に住むようになったかというと、彼の一人息子が亡くなってしまったのがきっかけだった。彼の息子、レナードは家...