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セピア色の化石ともなれ

うさぎ

Archive2015年12月 1/3

  • 2015年12月31日 4

    「オスカル、俺としてもお前と会えないのは辛くて仕方が無い、でもどうしようもないんだ」「アンドレ!クリスマスとは恋人同士が一緒に過ごす日なのではないのか?」オスカルにとっては初めて恋人が出来て初めて一緒にクリスマスを過ごすのを楽しみにしていたのだ、それを反故にされてはたまらないのは当たり前だ。しかしクリスマスは恋人同士で過ごすというより、イエス・キリストが生まれた日で家族や自分の大切な人と過ごす日な...

  • 2015年12月30日 6

    俺アンドレは、小説の「マドモアゼルオスカル」のオスカルに恋してしまい、映画館で本人であるオスカルと運命の出会いをした。出会った瞬間彼女を愛してしまった俺は、彼女が今度の映画「伯爵令嬢と黒い騎士」の恋する女性の演技で悩んでいたのを知り、恋人として付き合うことを提案した。必死で口説いて彼女に愛を告白した結果、何とか彼女も俺が気になり始めたところ、人生とは無常なもので、彼女は映画撮影のため、ドイツに行っ...

  • こんにちは!本当に日にちが経つのは早いものです。「ショコラの誘惑」が終わり、もう一週間以上たつとは驚きです。しばらく連載は無理かな~?と思ってましたがクリスマスの話の短編でも書けたらいいなあ、と思ってしまい、考えていたら。L様からオスカル様のお誕生日のお話を聞いたのでよけいに火がついてしまい、何とか頑張ろうと張り切って書いていました。でも、短編では納得のいく話にならず、結局連載の長さになってしまい...

  • 今回もありがとうございました。ショコラの誘惑無事終わりました。今回も皆さんの応援に励まされて何とか終わらせることが出来ました。今回のショコラの誘惑は、ご存知でしょうが短編に入れているショコラの出会いのその後の物語です。ショコラの出会いは気に入ってくれた人が多くて、何度も続きが読みたいとコメントなどで言われていました。私自身も、そのうち描きたいな、とは思ってましたが、ショコラは思ったよりも難しかった...

  • 2015年12月21日 20

    会場の客達がオスカルが現れたと騒ぎ始めたので、アンドレは急いで椅子から立ち上がり、そのままオスカルの手を取り、近くにある店の関係者用扉へと向かった。そしてその奥の店の者の休憩室に二人は飛び込んだ。幸い部屋には誰もおらず、アンドレは急いでドアを閉めて鍵をかけた。そして次の瞬間思わずアンドレはオスカルを思い切り抱きしめてしまった。「オスカル!」「本当にオスカルなのか?俺はまた夢を見ているんじゃないだろ...

  • 2015年12月20日 11

    アンドレの横にはマリアンヌが相変わらず並んで座っていた。そしてまだ二人は会話の途中だった。「貴方は紳士なのね、いいわ、でも寂しいときには声をかけて」「慰めてあげるから」「わかった、ありがとう」そんな会話の間にショーの時間が来た。カールがピアノに向かってきて席に座り鍵盤を鳴らし曲を奏ではじめた。その曲は・・オスカルの映画の主題歌「Adesso e Fortuna~炎と永遠」アンドレは曲を聴いたとたん酔いがさめる思い...

  • 2015年12月19日 8

    「慰める?」「そうよ、私慰めるのは得意なの」しかしアンドレはマリアンヌの金髪で蒼い瞳を見ながら「・・やめといたほうがいい・・・君までオスカルに見えてきた」「まだ失恋した彼女に操を立ててるの?」「そんなつもりはないよ、しかし君をオスカルの変わりにするのは失礼だ」それに、オスカルとの思い出まで汚すことになる・・・これは俺が一人の女性をこんなにも深く愛した証拠俺のオスカルへの想い、これだけは誰にも奪わせ...

  • 2015年12月18日 2

    オスカルはフランスに戻りようやく完成した映画が上映されてからも忙しい日々を送っていた。「エステル、今日の予定は映画のスポンサーが開くパーティーに出席するだけなのだな?」「そうだけど、何か他に用事でもあるの?」「行きたいところがある、だから早めに切り上げてもいいだろうか?」スポンサーの主催するパーティーだから最後までいたほうが覚えが良いに決まっているからエステルとしては返事に悩む。だがオスカルは珍し...

  • 2015年12月17日 4

    アンドレはアルバイト先のバー「セラヴィ」にいた。ピアノを前にして想うのはオスカルのこと。映画の中のオスカルとアンソニーとのキスシーンが頭から離れない。これからも彼女が女優である限り、あのようなラブシーンは何度でもあるだろう。今日はどうしても歌う気持ちになれない。・・・「カール、演奏を代わってくれ!今日は飲みたい気分なんだ!」アンドレはピアノから離れて客席のテーブルに移動した。カールと呼ばれた男性は...

  • 2015年12月16日 1

    アンドレは相変わらず大学に通い「セラヴィ」でピアノを弾く毎日を過ごしていた。そして店がオープンして客が入るとピアノを奏でる、リクエストがあれば歌も歌う。だがピアノに向かう時間は格段に増えた、それはオスカルとの思い出を感じられる時だから。耳の肥えた客がアンドレの歌とピアノの変化に気がついた。「最近の彼の歌、素敵ね、思わず聴き入ってしまう」「私も思ったわ、特にラブソングを歌うときなんて、そこにいない恋...