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セピア色の化石ともなれ

うさぎ

Archive2017年01月 1/2

  • 2017年01月15日 11

    愛しの婚約者殿無事最終回を終えました。今回のお話は久々の18世紀ものですが、オリジナリティーが高いのでどうなんだろうと危惧していた作品です。18世紀ものはもう無理かな?と思っていたのですが、それでも書こうと決意したのは男らしいオスカル様を描いてみたい、それとラストのイラストのせいです。男らしいオスカル様を描いてみたい、そう思ったのは・・いつも言うようにいつかは書けなくなるでしょう、それはもしかして明日...

  • 2017年01月14日 14

    いきなり声をかけられて驚いて振り向いた。まさか?「オスカル!」何故ここにオスカルが!アンドレは眼を見開きオスカルを見つめた。何故オスカルがここにいるのか?「オスカル!お前何故ここに?」「何故だと!言っただろうお前を許さないって!」オスカルは怒り心頭な顔で答えた。「お前を殴ってやらねば気がおさまらん!」アンドレの驚く様子をもろともせずにオスカルは上着を脱ぎ捨てアンドレに向かってずんずん進んでくる。わ...

  • 2017年01月13日 12

    オスカルの告白はアランには衝撃の事実だった。アンドレは貴族の称号目当てではなく、オスカルを真実愛していた、それも20年も前から平民の彼が大貴族の令嬢であるオスカルを愛し、求婚する、それを彼は成し遂げた。何故オスカルがアンドレに心を奪われたのか、わかったような気がした。こんなやつ、叶わない・・「わかった・・・お前の気持ちは・・」「もういい!では行け!・・いっちまえ」まるで捨て台詞を吐くような言い方だ。...

  • 2017年01月12日 9

    「オスカル・・何のつもりだ?」「考えてみればお前にはちゃんと挨拶していくべきだった、お前と私とは剣の好敵手、こういうやり方で決めるのがふさわしいのではないか?」「何故このような真似をする?・・アンドレのためか?」俺と勝負をしてでもアンドレのもとに行こうとするのか?・・・ここまでしてアンドレのもとにいこうとするオスカルにアランは次第に怒りさえ感じていった。「どうした?お前も腰の剣を抜け、お前のことだ...

  • 2017年01月11日 8

    甦る思い出、それは・・ああ、そうだ、家庭教師との勉強を終えて自分の部屋に戻るとこの手紙がおかれてあった。私が戻らぬうちに帰ってしまったことを恨んだが、せめてもの救いがこの手紙だった。アンドレは約束を守っていつか会いに来る、彼は私を迎えに来てくれる、その時の私はこの手紙を眺めながらそう信じていた。だけど待ってる時間はあまりに長くて何度もばあやにアンドレのことを聞いた。「ばあや、アンドレは、来ないのか...

  • 2017年01月10日 9

    アランがオスカルへの求婚に訪れた後も煮え切らないオスカルの態度に業を煮やしてジャルジェ伯爵はオスカルの気持ちを変えるため荒療治な行動に移した。朝食の席で父に言われた。「今度アランを求婚者として向かえる夜会を開く」「そこでアランをお前の許婚として正式に認める」「オスカル、お前もその気でいろ」オスカルは驚いて父の顔を見た。「私はまだアランの求婚を受け入れたわけではありません」「だが求婚され、そして私が...

  • 2017年01月09日 8

    「オスカルは、どうしている?」「部屋から出ようとはなさいません、食事もろくに召し上がられず、私が声をかけても聞いていない様子です」「そうか・・」あれから数日が立つ、オスカルはアンドレが去った後、部屋にこもりきり、出てこない。オスカルはベッドの上でじっとしていた。アンドレは去ってしまった。私をひとり残してどれだけの涙を流せばいいのだろうと思われたが、その涙も枯れはてた。、心は空虚にさまようばかりだ。...

  • 2017年01月08日 8

    オスカルは朝の光で眼が覚めた。部屋を見回すと、自分の屋敷に戻ったんだと気がついた。見慣れた自分の部屋だが久しぶりなため、懐かしいとまで思う。グランディエの屋敷ですごすのに慣れてしまったんだな。アンドレは良く眠れたかな?オスカルは着替えを済ませ、食堂に向かった。食堂には父だけがいた。アンドレはまだ起きていないのだろうか?「おはようございます、父上」「おはよう、久しぶりの我が家だ、良く眠れたか?」「え...

  • 2017年01月07日 4

    「オスカルをあきらめてほしいのだ」「伯爵・・貴方は、俺にオスカルへの求婚を許すとおっしゃいました」伯爵の様子から嫌な予感はしていたが、それでもまさか、このような話をされるとは!アンドレは信じられない思いで伯爵を問いただした。「俺のオスカルへの求婚を認めてくれたのでは無いのですか!?」「そうだ、アンドレ・・私は一度君にオスカルをやってもいいと返事をした」「それが何故いまさら!」「だが、あの時と事情が...

  • 2017年01月06日 4

    パーティーが終わりオスカル達は屋敷に戻った。「今夜は疲れた、私は先に眠る」ジャルジェ伯爵はすぐに自室に戻っていった。オスカルとアンドレは結婚の許しをもらいに来たものの戻っていきなりあわだたしい一日になってしまった。仕方ない、結婚の話はまた明日に持ち越しだ。「アンドレ、部屋に案内するよ」オスカルはアンドレに用意された部屋を案内した。「疲れただろう、ゆっくり休んでくれ」準備された部屋をてきぱきと案内す...