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セピア色の化石ともなれ

うさぎ

Archive2018年08月 1/2

  • 「夜のフェアリー」第三章終わりました。今回は同性(?)でありながら恋人になったお二人のお話でした。ロアンヌ村から始まり、最初は恋人というものに戸惑うオスカル様ですが、アンドレの優しさに触れ、だんだんと心を開いていくところで休暇は終わり。そしてオーランドに戻り、今度は恋人の気分を味わいたくなったオスカル様の気持ちに答え、アンドレはデートの計画を立て楽しい時間を過ごします。そんなある日、ロアンヌ村でア...

  • 2018年08月18日 13

    しばらくそのまま抱き合っていたが、アンドレのほうからオスカルに声をかけた。「オスカル」「うん?」「お前の・その姿を、もう一度良く見せてくれないか」「え?」アンドレは抱きしめたその手を解いてオスカルの両肩を握り締め自分から距離をおく。少し離してじっと見つめる。巻いた布を解いたせいで胸がきつくて白いブラウスのボタンが二つばかり開いたままだ、その奥にはわずかに見える白い胸の谷間。金髪の髪に真っ白い肌が映...

  • 夜のフェアリー第三章いよいよ最終回なのですが。真に失礼ですが、明日の17日はブログをお休みします。それというのも、お盆の間ぜんぜんイラストが書けず、最終回に間に合わなくなってしまいました。もう少しで出来るのですが、平日の仕事後ではじっくり書く時間が無く、仕方なく最終回は土曜日に変更するほうが良いと判断しました。こんな物語を見に来てくださってる方には申し訳ないのですが、「夜のフェアリー第三章最終回」8...

  • 2018年08月16日 6

    あまりの驚きにアンドレは呆然とした。そのままソファーから立ち上がりオスカルの目の前にたつ。無言のまま、オスカルの両肩を握リしめ、やがて口を開く。「何故だ?」「何故お前は女だということを隠してたんだ」肩に食い込む腕の強さでいかに彼が混乱してるかがわかる。オスカルとすればアンドレが怒るのは当然のことその怒りを全て受け止めるつもりでいた。「お前の疑問は当然だ、全て話すよ」「お願いだからどうか落ち着いて僕...

  • 2018年08月15日 6

    アンドレが言葉を強めて言うのでオスカルは気になった。「何故だ?」アンドレが深刻な顔でオスカルを見つめる。「ジャルジェ様に認められるためだ」「お前はすでに父に認められてるではないか?」オスカルからすればアンドレは十分父に認められている。だからこそ、自分と昵懇にしても許されているのだ。「そうかもしれない、だが俺はその信頼をより強固なものにしておきたい」「ロアンヌ村のクレアのお茶会に呼ばれたとき、ランス...

  • 2018年08月14日 6

    週末、アンドレがジャルジェ家に足を運んだ。呼び鈴を鳴らすと、いつものようにばあやのマロンが扉を開いた。「こんにちは、マロンさんオスカルはいるかな?」「いらっしゃいませ、オスカル様はお部屋でお待ちかねですよ」そのままオスカルの部屋に通される。「オスカル様、アンドレがいらっしゃいましたよ」ばあやの声をノックの音でオスカルは扉を急いで開けた。「きたか、アンドレ」「ああ、お邪魔するよ」ばあやが目配せしてオ...

  • 2018年08月13日 6

    「ダメだ・・アンドレ」「僕は・お前にこの肌を見られたくは無いんだ」「見てしまうと、お前は僕を・いやになるかも・・」オスカルの戸惑う様子にアンドレはなおも説得を試みる。「俺はお前にどんなひどいやけどの跡があろうとかまわない」「お前への愛は変わらないと誓うよ」「だから・・お前の全てを、俺に見せてほしい」お前を騙しうそをついてきた僕をお前は許してくれるか?しかも僕が女だと知れば、秘密を共有することになる...

  • 2018年08月12日 6

    アンドレはオスカルにシルフィードとの出会いを話していった。「友人達と祭りに繰り出し、最終目的地の踊り場で、俺は妖精のような女の子を見つけたんだ。」ロアンヌ村・・花祭り・・?オスカルはアンドレの話にピクリと動じた。「あまりにも綺麗な子なんで俺だけでなく友人達も夢中になったんだけど、最後には譲ってくれて、俺が誘うことになったんだ」「俺が踊りに誘うと彼女は躊躇してなかなか応じてはくれなかった。」「だが、...

  • 2018年08月11日 4

    心からの恋人同士の口付けを交わした後、アンドレが口を開いた。「明日、改めて水族館へ行かないか?」オスカルとすればもちろん行きたい・けれど「アンドレ・・お前は今日大変なめにあった、明日はゆっくりしたほうが良く無いか?」目の前でシャンデリアが落下し、サンドラなどはしばらく立てなかった、アンドレだってそのショックが残っていないとは限らない。しかし、アンドレはそんな心配は要らないとばかりに笑顔を見せる。「...

  • 2018年08月10日 4

    「お前・俺の心を疑うのか?」「そうではない、だが普通に女性を愛したほうがお前は幸せになれる」アンドレはオスカルの話を聞き絶望的な気持ちになっていった。「本気で・・言ってるのか?」「ああ、本気だ」冷めた返事にとどめをさされた気持ちになった。オスカルお前はまたもや心を閉ざし、俺の前から離れていこうとするのか?どんなに俺が想ってもお前は・・アンドレは絶望するとともにオスカルの勝手な言い分に怒りを感じてい...