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セピア色の化石ともなれ

うさぎ

Archive2019年02月 1/2

  • 2019年02月27日 2

    一度お話を休憩して再開したというのに、またもやお休みすることになってしまいました。それというのも、イベント続きで忙しい中、仕事まで忙しくなり、残業までお願いされる羽目になり、物語の最後のほうが書けなくなっています。お話は集中しないと書けませんので、困りました。それに、お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、今回のお話はひとつのシーンがやたら長くなっています。オスカル様がアンドレの傍にいたい気持ちとジ...

  • 2019年02月27日 6

    一台の車がジャルジェ家の前で止まった。車の中から出てきたのはサンドラとジョシュア、そしてアンドレだ。ノッカーを叩くと、メイドが出てきてサロンに案内した。部屋に着くとメイドは扉を開けた、そこには、もうすでに多くの客人でにぎわっている。王国の王子によるお茶会なので、ジャルジェ家としては、出来るだけ贅を尽くして執り行うよう勤めた。部屋のあちこちにバラが飾られ、カーテンも新しいものに替えお客様を迎える部屋...

  • 2019年02月26日 2

    恋人?・・・オスカルの告白にジョゼフの顔が一瞬ピクリと動いた。「貴方に・・恋人が・・?」ジョゼフに問われオスカルは頬を染めながら返答した。「ええ・・僕には、恋人がいるのです」「しかし、貴方は男子としてオーランドに・・・」ジョゼフの複雑そうな顔で何を言いたいのかわかった。「ご心配なく!彼は僕が女だって知っていて、女性として愛してくれています」「性別を隠すために出来るだけ屋敷の外へは出ないようにして暮...

  • 2019年02月25日 2

    「貴方を慰めようとしたけれど、結局慰められたのは僕のほうだった」オスカルは急いでとんでもない、と顔を上げ、改めてジョゼフの眼をしっかりと見つめその手を握った。「いいえ、貴方はもっとも辛い過去の出来事まで打ち明けて、僕の罪悪感を消そうとしてくれた」「それは僕にとって何よりの慰めです」オスカルが感謝の言葉を述べるがジョゼフの心は重かった。「でも僕の過去とは違い、貴方はこれからも苦しみが続く・・・」「女...

  • 2019年02月24日 2

    「オスカル、僕が森の中の離宮で暮らしていたことはご存知ですよね」「ええ、お体が弱くて、城で暮らせなかったとおっしゃいました」何故ジョゼフが今頃そのことを口にするのかオスカルは不思議に思った。「実は・違うのですよ、僕が城で暮らせなかったわけは・・・」ジョゼフは今まで口にしたことがなかった事実をオスカルに話し出した。「僕が誕生し3年くらいでした、父は跡継ぎが生まれたのを、自慢したくてその頃から夜会に僕...

  • 2019年02月23日 4

    思いもしなかった突然のジョゼフの言葉にオスカルは驚愕し、そして顔色を変えながらも、恐る恐る返答をする「ジョゼフ・・・何を・・言ってるのですか・・?」「僕は・・男だ! 女では無い!」ジョゼフは激しく動揺するオスカルを見てやはりと思った。「いいえ、オスカル貴方は女性だ、男性ではない」「何を言ってるんです!・・・違います、僕は男です!」興奮するオスカルとは違いジョゼフは冷静に答えていく「オスカル・僕はは...

  • 2019年02月22日 2

    翌日の夜明け前、アンドレはロメニーの館でオスカルを待っていた。だが、なかなかオスカルは現われない、もうすぐ夜明けだ。昨日約束したというのに。「一体どうしたって言うんだ」ソファーに座ったままで深くひじを突きため息を吐く。もしかして、またジョゼフのことで・・・だがオスカルが約束を破るなど考えられない暖炉のほうを向いて考えるアンリ・ド・ロメニーは愛した女性との思い出のために、この屋敷を立てた。結ばれぬ関...

  • 2019年02月21日 2

    デュボア家にジャルジェ家からの使者が訪れ、ジョゼフ殿下主催のお茶会に参加していただきたい旨が告げられた。「サンドラ!ジョシュア!大変よ」」デュボア夫人は興奮して二人に告げた。サンドラとジョシュアはそろってリビングルームにいた。そしてそこにはアンドレも同じように座っていた。「どうかされましたか?デュボア夫人?」「ああ、アンドレ貴方も大変なのよ」丁度ティータイムでサンドラが得意の焼き菓子を用意して、テ...

  • 2019年02月20日 2

    「お茶会・・ですか?」「ええ、せっかくロアンヌ村に来ているのですから、ここに住む若者とも交流してはいかがでしょうか?」「パリの社交界ほど大げさではありませんが、ロアンヌ村でもサロンを開いてともに楽しむ習慣はございます」「このような田舎町なゆえに都会のサロンと違ってもっと気軽に楽しめます」「手作りのお菓子が持参されたり、楽器を披露したり、手品などの特技を披露するものもいる、かなり庶民的な集まりなので...

  • 2019年02月19日 2

    ロメニーの館で二人はソファーに横になっていた。アンドレはオスカルの裸体に白いシーツを巻きつけその上から抱きしめている。壊れ物を扱うように大事そうにその腕の中に閉じ込め、そしてオスカルの髪に頬を埋めていた。先ほどまでの情熱が嘘のように静かだが、オスカルをこの腕に取り戻し、心の中が満たされている。それはオスカルにしても同じだパリで離れ、ロアンヌ村に来てから、アンドレの心を失った不安を払拭出来たのだから...