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セピア色の化石ともなれ

うさぎ

Archive2020年11月 1/3

  • 「夜のフェアリー第8章」終わりました。オスカルとアンドレはエレインで幸せをつかもうと努力する日々でしたが、オスカル様の病気が発覚し、病気を治すためにエレインを離れ、二人はオージュに。までが8章のお話でした。8章は命の危険が出てきて、ハラハラさせてしまいました。しかし、当初からの予定でしたのでそのまま突き進むしかないの気持ちで終わらせました。出来れば、もうそろそろ完結したいと思って書いていましたが、終...

  • 2020年11月21日 0

    オスカルが目覚めるとアンドレは、もうすでに起きていた。彼は棚の奥にある封筒を手にしていた。テーブルの上で封筒の中身を開けて中身を確認する封筒の中身はお金だ。オージュでオスカルの病気にかかる費用はかなり必要となるだろう。そのため、いずれ二人でバラ園を買うためのお金を使うしかない当分はこの金で治療費を賄える・・・けど、それもいつまで持つかオージュで仕事を見つけ稼ぐことも考えねば・・・彼はオージュでいる...

  • 2020年11月20日 0

    アンドレはオスカルを抱き寄せ口づけをした。オスカルも今度はそれを受け入れるするとアンドレは舌を差し入れオスカルの舌を抱きしめるように絡めていくまるで犯すようにして攻める奪うような口づけにひるんだが、しっかりと捕まえられて逃げれなくした。口中を凌辱するかの如く攻められ続け、次第にうっとりとしていく興奮した彼の吐息も肌の熱量も、いかの彼女を求めているかがわかる愛される喜びで胸が震えた。それはアンドレも...

  • 2020年11月19日 0

    これ以上惨めにしないで、というオスカルの悲痛な叫びにアンドレは傷ついた顔になり次第に顔をうつ向かせると、オスカルのベッドの上に流れる金髪の波に倒れこんだ。さきほどまでとはうってかわって静かになり、彼はあきらめたのだろうかと、そのままじっとしていた。これでいいんだと自分に言い聞かせ悲しみにふける。しかしそのうちに小さくうめく声が聞こえてくるう・うう・・聞こえてくるうちにそれはアンドレが漏らす声だとわ...

  • 2020年11月18日 0

    「だからお前は何も心配することないんだよ」オスカルはアンドレの思いやりあふれる気持ちに泣きそうになった。アンドレお前は限りなく優しいいつもお前は私のためにだけ生きてくれるでも・私の身体は手にぐっと力を込める。「・・・私のそばにいると、お前だって危ない、私たちは離れて暮らすべきなんだ」辛い気持ちを心の奥に秘め、正しい判断を下そうとした。アンドレはオスカルの手を握ると、もう片方の手で彼女を抱き寄せる「...

  • 2020年11月17日 0

    アンドレは医師から言われたオージュ行きをオスカルに進めた。それに対してオスカルは静かに頷く。「わかった・・オージュに行く」「オスカル、本当か?」思いのほか素直に聞き入れたオスカルの態度にほっとした。せっかく住み慣れたエレインから、違う土地に移るそれは大きな判断だ、しかしオスカルは躊躇せず素直に従うという「ああ・病気を治すためだものな」「そうだ、病気を治して元気になるためだ」心配していたよりもオスカ...

  • 2020年11月16日 0

    おそらくとは思ってはいたが、医師から言われるとなおさらにショックを受けた。しばらく茫然と医師の顔を眺めた後、ぽつりと言った。「何故だ?」「え?」堪らず大きな声で叫んだ。「あなたは、オスカルを風邪だと疲れているからと言って、休んでいれば治ると俺たちに言ったじゃないか!」「それなのに、違っていた!いまさら、肺病だと言われて納得できるか!」「あんたがあの時、オスカルを肺病だとわかっていれば、もっと早く治...

  • 2020年11月15日 0

    アンドレは落ち着くと涙を拭き、オスカルを離した。「いきなりごめん、情けないところ見せたな」「ううん、そんなことは・・ない」アンドレはこれからのことをオスカルに話さねば、と思った。「オスカル、これからのことを話すから、かけよう」アンドレはオスカルを疲れさせぬよう、ソファーに座らせるそしてアンドレは決意を固め デジレが肺病で亡くなったマルゴとの話をオスカルに聞かせた。「さっき マルゴさんに聞かされた、お...

  • 2020年11月14日 0

    アンドレは マルゴとの話が終わり、部屋に戻った。オスカルはもう目覚めており、アンドレがどこへ行ったか探していた。「アンドレ」見つけるとほっとした顔を見せた。「起きていたのか?」「ああ、さっき目覚めた」気分が治ったようで幾分元気を取り戻していた。「どこに行ってたんだ?」「いや・・別に、ちょっとな」マルゴとの話をオスカルに言うわけにいかず胡麻化した「それより、夕食のシチューを作るよ」アンドレはさっさと...

  • 2020年11月13日 0

    オスカルののどが鳴る音がやんだかと思ったら、彼女はいつの間にか眠っていた。しかし安らかではなく、まだ辛そうな顔だ。起き上がり、オスカルのその顔を見ながらアンドレはどうするべきか考えた。もう一度オスカルを病院に連れていこう血を吐くだなんて、どう考えてもオスカルは、ただの風邪なんかじゃないだが、何の病気だ?もしかして、命に係わる病気だったら・・・その時、部屋をノックする音がした。誰だろう?オスカルを起...