夢の続き⑦
「いい加減にしなさいよ、オスカル飲みすぎよ!何をそんなにやけになってるのよ!」
「アンドレと上手く行ってないからって両思いなのになんでそんなに悩む必要があるのよ!」
「怖いんだ・・・」
「え?」
「夕べ私に見合い話しが来た、父がアンドレに振ってアンドレはいい話だといった、」
「彼は父に大変世話になって申し訳ないと普段から思っている、・・・だから、まだ私とのことは内緒だ」
「立派に自立するまでは父に言わないでおこう、といわれた」
「ははぁ、それでショックを受けてるんだ」
「アンドレは前世でも私を置いていってしまった、生まれ変わって出会えたのに失明するからって私から去っていった・・・」
「ちょっとオスカルあんた泣いてるの?」
「今度だって・・・今度だって・・・私に見合い話が来て、私にも父にもいい話だ、自分さえいなければ・・・アンドレならそう思いかねない・・・」
「またアンドレは私の前からいなくなるかもしれない・・・いつもいつも不安でしょうがないんだ」
「私にはアンドレしかいないのに・・・アンドレはいつも私の前からいなくなってしまう!もうそんなのイヤだ!」
「わかったわよ、オスカルそんな大きな声を出さなくても、あーあ泣かないの」
「アンドレのバカァ!どこへでも行っちまえ! 」
「だから大声を出さないの!」
結局オスカルは夜中まで飲み続け、ジャンヌはべろべろになったオスカルをタクシーで送り届ける羽目になった。
インターホンを押すと母が出てきて、「まあ、オスカルどうしたの!あんまり遅いから心配してたのよ!」
「オスカル貴方酔ってるの?」「ああ、すみませんお友達でしょうか?オスカルを送り届けてくださったのね」
「あたしが飲ませたんじゃないですよ、オスカルが勝手に飲んだんですから!彼女すごい量飲むからびっくりしたわ」
「オスカルどうしたんだ!」心配していたアンドレが二階から降りてきた。
酔ってふらふらのオスカルをアンドレは抱いてささえた。
「大丈夫かオスカル」
「アンドレ?」と一声いってアンドレの腕の中で安心したのか眠ってしまった。
「ふーん、貴方がアンドレなのね」アンドレを見てなかなかのものじゃないの、とジャンヌは一人で納得していた。
「送ってくれてありがとうございます、心配していたんだ」
「あたしオスカルとは大学の友達だけど、貴方のことは相談に乗っていたの」
「貴方、いろいろ気にしすぎよ! 誰も傷つけたくないのはわかるけど、一番大事な人の気持ちを優先させるべきじゃないかしら」
「彼女、すごく不安になってたわ、アンドレがまた何処かにいってしまうって、ぼろぼろ泣くから困ったわよ」
「オスカルがそんなことを」
「じゃあ、あたしは帰ります、オスカルとよく話しなさいよ」
「いろいろとお世話になりました、本当にありがとう」
ジャンヌは後姿でバイバイと手を振りながら帰っていった。
アンドレは腕の中で眠ってしまったオスカルに、「ごめんよ、オスカル」と告げた。
オスカルはその夜、夢をみた。
アンドレがいて、彼は私を抱きしめて口付けしてくれる、私は幸せな気持ちで彼の胸に顔をうずめていた。
けれど、彼は突然「オスカル幸せに」といって私からさって行くんだ。
「アンドレ! どこへ行くんだ!」「もうどこにも行かないって言ったじゃないか!」
アンドレは私の声など聞こえないのか、振り向きもせず行ってしまう。
「アンドレのばかぁ!」叫んだとたんに眼が覚めた。
「バカとはひどいな」ベッドサイドにアンドレの姿があった。
「アンドレと上手く行ってないからって両思いなのになんでそんなに悩む必要があるのよ!」
「怖いんだ・・・」
「え?」
「夕べ私に見合い話しが来た、父がアンドレに振ってアンドレはいい話だといった、」
「彼は父に大変世話になって申し訳ないと普段から思っている、・・・だから、まだ私とのことは内緒だ」
「立派に自立するまでは父に言わないでおこう、といわれた」
「ははぁ、それでショックを受けてるんだ」
「アンドレは前世でも私を置いていってしまった、生まれ変わって出会えたのに失明するからって私から去っていった・・・」
「ちょっとオスカルあんた泣いてるの?」
「今度だって・・・今度だって・・・私に見合い話が来て、私にも父にもいい話だ、自分さえいなければ・・・アンドレならそう思いかねない・・・」
「またアンドレは私の前からいなくなるかもしれない・・・いつもいつも不安でしょうがないんだ」
「私にはアンドレしかいないのに・・・アンドレはいつも私の前からいなくなってしまう!もうそんなのイヤだ!」
「わかったわよ、オスカルそんな大きな声を出さなくても、あーあ泣かないの」
「アンドレのバカァ!どこへでも行っちまえ! 」
「だから大声を出さないの!」
結局オスカルは夜中まで飲み続け、ジャンヌはべろべろになったオスカルをタクシーで送り届ける羽目になった。
インターホンを押すと母が出てきて、「まあ、オスカルどうしたの!あんまり遅いから心配してたのよ!」
「オスカル貴方酔ってるの?」「ああ、すみませんお友達でしょうか?オスカルを送り届けてくださったのね」
「あたしが飲ませたんじゃないですよ、オスカルが勝手に飲んだんですから!彼女すごい量飲むからびっくりしたわ」
「オスカルどうしたんだ!」心配していたアンドレが二階から降りてきた。
酔ってふらふらのオスカルをアンドレは抱いてささえた。
「大丈夫かオスカル」
「アンドレ?」と一声いってアンドレの腕の中で安心したのか眠ってしまった。
「ふーん、貴方がアンドレなのね」アンドレを見てなかなかのものじゃないの、とジャンヌは一人で納得していた。
「送ってくれてありがとうございます、心配していたんだ」
「あたしオスカルとは大学の友達だけど、貴方のことは相談に乗っていたの」
「貴方、いろいろ気にしすぎよ! 誰も傷つけたくないのはわかるけど、一番大事な人の気持ちを優先させるべきじゃないかしら」
「彼女、すごく不安になってたわ、アンドレがまた何処かにいってしまうって、ぼろぼろ泣くから困ったわよ」
「オスカルがそんなことを」
「じゃあ、あたしは帰ります、オスカルとよく話しなさいよ」
「いろいろとお世話になりました、本当にありがとう」
ジャンヌは後姿でバイバイと手を振りながら帰っていった。
アンドレは腕の中で眠ってしまったオスカルに、「ごめんよ、オスカル」と告げた。
オスカルはその夜、夢をみた。
アンドレがいて、彼は私を抱きしめて口付けしてくれる、私は幸せな気持ちで彼の胸に顔をうずめていた。
けれど、彼は突然「オスカル幸せに」といって私からさって行くんだ。
「アンドレ! どこへ行くんだ!」「もうどこにも行かないって言ったじゃないか!」
アンドレは私の声など聞こえないのか、振り向きもせず行ってしまう。
「アンドレのばかぁ!」叫んだとたんに眼が覚めた。
「バカとはひどいな」ベッドサイドにアンドレの姿があった。
スポンサーサイト